一般入魂コース(一般入試で早稲田合格から抑えの大学合格までを目指す受験生)
2024.08.25 更新
一般入魂コース(一般入試で早稲田合格から抑えの大学合格までを目指す受験生)
世間の大ウソ 難関大ではまだまだ一般入試が主流
「もはや大学入学者の半分が推薦!」
という文言をお聞きになったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、ハッキリ申し上げまして、これは事実半分とお考え下さい。特に当塾の HP にいらしてくださっているような早稲田・慶應など難関大志望のお客様にはほぼ「ウソ」だと思っていただいて良いお話です。
早稲田大学を例にとりますと概ね毎年の新入生の数は 1 万 2 千人前後となっております。この数字には大学院や博士課程、編入生、9 月入学者も入っております。そこで「4 月入学の学部生」つまりは当塾HP をご覧になる方と想定される枠だけで分析をいたします。
すると、その人数は約 9 千人弱(8800 人前後)あたりが近年の入学者数となっております。
(1)指定校で早稲田に行く人は 17%!
その中で気になる指定校推薦(学校推薦型選抜)は 24 年,23 年を例にとりますと以下となります。
4月学部入学者のうち約18%がいわゆる「指定校で早稲田に行く人」となっております。この数字を見ますと近年、指定校推薦に対する厳しい眼もございますが、目頭尖らせて批判するほどの数字でも無いように思えてまいります。
(2)附属・係属校からの進学は 18%
早稲田大学にエスカレーター進学といわれる内部進学組は例年約 1600 人。
全体の約 18%となっています。
(3)総合型選抜はなんと 5%以下!
近年注目を集める「総合型選抜」ですが早稲田大学を総合型選抜で狙うのであれば人数の面だけで語るのであれば国際教養学部とスポーツ科学部以外はあまりオススメできません。
以下のような結果になっており、かなり小さい枠での勝負となります。
(4) 早稲田大学ではまだまだ一般入試が6割
早稲田に入学する流入経路は主に4タイプ
- 一般入試
- 内部推薦
- 指定校推薦
- 総合型選抜&その他の入試方式(各若干名)
このように早稲田大学はもちろんの事、難関大学ではまだまだ一般入試が主流となっております。
低偏差値かつ地方私立大に多い傾向なのですが、少子化の時代、増え続ける大学と生徒を呼び込まなくてはならない事情で推薦枠を乱発する大学が世の中には増えてきているため、メディアで「半分以上が推薦」などと取り沙汰されますが、それは上位大学の事情とはあまりに異なっております。
どうか皆様は安心して、早稲田合格塾で大学合格に向けて学習していただけたらと思います。
当塾では学力はもちろんのこと正しい情報で生徒各位の指揮を執ってまいりたいと考えております。